CLセッション
糸井 素啓(いとい もとひろ)

略歴
| 2010年 | 東京医科大学卒業 |
| 2012年 | 京都府立医科大学病院 眼科 |
| 2017年 | 道玄坂糸井眼科医院 副院長 |
| 2021年 | 京都府立医科大学 大学院 修了 |
| 2022年 | University of New South Wales, Senior Research Associate |
| 2024年 | 道玄坂糸井眼科医院 副院長 |
軽度でも軽視しない弱度乱視に対するToric SCLの選択肢
道玄坂糸井眼科医院 糸井 素啓 先生
現在、日本において少なくとも片眼に0.75D以上の乱視を有する方の割合は約50%に達していますが、乱視用ソフトコンタクトレンズ(Toric Soft Contact Lens:
TsCL)を装用している方は、SCL装用者全体のわずか20%にとどまっています。これは、日本において乱視矯正が必要であるにもかかわらず、何らかの理由でTsCLが処方されていない患者様が多数存在していることを示しています。
一方、近年ではコンタクトレンズの製造技術およびデザインの進歩に伴い、TsCLの性能が著しく向上しており、中等度の乱視はもちろん、弱度乱視に対する矯正効果にも注目が集まっています。そこで本日は、未矯正の乱視がもたらす見え方や生活の質への影響、そして弱度乱視に対する乱視用SCLの処方について考察したいと思います。

