角膜・感染症セッション

鳥山 浩二(とりやま こうじ)

鳥山 浩二 先生

略歴

2007年 愛媛大学 医学部 卒業
2010年 愛媛大学 眼科 医員
2013年 松山赤十字病院 眼科 医員
2015年 愛媛県立中央病院 眼科 医長
2020年 愛媛大学大学院医学系研究科 修了
2020年 松山赤十字病院 眼科 副部長
2023年 愛媛大学 眼科 助教
現在に至る

角膜感染症とステロイド

愛媛大学 鳥山 浩二 先生

感染性角膜炎の診療において、ステロイドは炎症による組織障害を抑える手段となる可能性が期待される一方、感染を増悪させ、臨床像を変化させる危険性も併せ持つ。そのため、投与の可否は疾患名だけで一律に決められるものではなく、感染の可能性、病態の進行度、治療への反応、経過観察の条件などを総合して判断する必要がある。また、感染症が非感染性炎症にみえる場合もあれば、反対に感染症と類似した所見を示しながら抗炎症治療を必要とする病態も存在する。本講演では、角膜感染症に対するステロイド治療をめぐる現在の考え方を整理し、診断や治療選択に迷いやすい場面を取り上げる。ステロイドをいつ控え、いつ検討し、開始前後に何を確認すべきかを考える機会としたい。

2026PP18305