屈折矯正セッション
荒井 宏幸(あらい ひろゆき)

略歴
| 1990年 | 防衛医科大学校 卒業 同大学病院 医員 |
| 1992年 | 航空自衛隊 第9警戒群 勤務 |
| 1993年 | 自衛隊中央病院・国家公務員共済三宿病院 医員 |
| 1996年 | 岡田眼科(横浜市) 眼科部長 |
| 1998年 | Queen's Eye Clinic 開設 院長 南青山アイクリニック横浜 主任執刀医 |
| 2000年 | 医学博士(横浜市立大学) |
| 2010年 | 医療法人社団ライト設立 理事長 みなとみらいアイクリニック主任執刀医 現在 |
Refractive Lens Exchangeの現況
みなとみらいアイクリニック 荒井 宏幸 先生
Refractive Lens Exchange(以下RLE)は、水晶体を人工眼内レンズ(IOL)に置き換える事で、主として屈折矯正を目的に行われる水晶体再建術である。以前より、最強度近視などの症例に行われてきたが、近年の多焦点眼内レンズやEDoF(Expanded Depth of Foucus)レンズの発達にともない、屈折矯正と老視矯正を希望する中高年層に対しての有力な選択肢となっている。欧州では近年においてRLEの需要が急速に高まっておりEUROQUO2022〜2023年の報告によれば、RLEは屈折矯正手術の80%を占めるまでに至っている。
本講演では、RLEの適応、レンズ選択、合併症および今後の展望などについて述べてみたい。今後も手術件数の増加が予想されるRLEであるが、本来的には自費診療の範疇であり、保険診療および選定療養における過度な実施は国民医療費の圧迫に繫がる可能性があることにも配慮すべきであろう。
2026PP18305

