視神経・緑内障セッション
坂田 礼(さかた れい)

略歴
| 2002年 | 千葉大学医学部医学科 卒業 |
| 2002年 | 国立国際医療センター 初期研修 |
| 2004年 | 東京大学医学部附属病院 眼科 医員 |
| 2011年 | 東京都健康長寿医療センター 眼科 医員 |
| 2016年 | 東京大学医学部附属病院 眼科 助教 |
| 2019年 | 同 特任講師 |
| 2022年 | 東京大学医学部眼科学教室 講師 |
| 2026年 | 東京大学医学部眼科学教室 准教授 現在に至る |
主な役職
日本緑内障学会 評議員
緑内障薬物治療の現在地:配合剤時代に考える治療最適化と次の一手
東京大学 坂田 礼 先生
緑内障薬物治療では、眼圧下降効果だけでなく、長期に継続可能な治療設計が重要である。とくに多剤併用例では、点眼本数や回数の増加、眼表面障害、全身副作用、アドヒアランス低下などが治療継続を妨げうる。配合剤は必要な成分を保ちながら治療負担を軽減できる一方、含有成分の適否や目標眼圧、病勢進行を踏まえた見直しが必要である。本講演では、近年の国内データと実臨床を想定した症例を通じて、目標眼圧の再評価、点眼状況や副作用の確認、配合剤によるレジメン簡素化、β遮断薬を含む薬剤の安全性を整理する。さらに、SLTや手術への移行時期も含め、単に薬剤を追加するのではなく、患者ごとの治療負担と必要な眼圧下降を両立させる考え方を提示する。眼圧下降を確保しつつ無理なく続けられる治療最適化と「次の一手」を考えたい。
2026PP18305

